実は…初めてでした。国内投資信託の運用方針で共感を持ったこと!
この手のファンドになら、(自分が運用の専門家でなかったとしたら) 資金を託してもいいかなと思えました。
ちょっとファンド名は忘れてしまったのですが、オルタナティブ系、もしくはマーケットニュートラル系に分類されるファンドで、 金融危機の中でも安定してプラスの成績(2割程度だったか…)を残しておりました。
このファンドの成績が良かったのは、株を買うだけでなく、一方でヘッジ(先物売り)をかけておくので、マーケットリスク(マーケット全体が下落するリスク)を避けられたためです。
コア研モデルとの違いは、コア研モデルが「マーケット全体の変動も個別銘柄の株価変動も利益に結びつける」のに対して、このファンドは 「マーケット全体の変動を先物ヘッジでチャラにした上で、銘柄選択で勝負をする」点です。
コア研とは考え方が違いますが、何が何でも買うことしか頭にない他のファンマネと違い、ちゃんとマーケットが下落することにも対応をしている点を評価させていただきました。
でも…どうしてこんな当たり前のことに、世の中のプロは気がつかないのだろう…?不思議でなりません。
今後のマーケットは右肩上がりというわけにはいきません。上昇局面と同じだけ下落局面があるとしたら、下落局面に対応できない運用は致命的な弱点を内包していると考えます。
それとこういうことが言えると思います。
ベンチマークに勝っていれば良い…この発想がファンドの世界の根底には流れていますが、こいつが問題です。
これはどういうことかというと、ベンチマークのTOPIXが60%下げた時にファンドが40%しか下げなければ優秀とされる傾向があるわけです。
でも…そんな殺生な話はありませんよね。顧客の立場からは、ベンチマークに対して勝とうが負けようが関係なく、自分の資金の増減だけが問題なのですから。 40%も平気で下げられた日にはたまったものではないのです。
この考え方の擦れ違いが、投資信託がなかなか顧客に幸せをもたらさない最大の理由ではないかと思いますがいかがでしょうか。
以下の表は、この1年間の投資信託のランキングですが、リターンが10%を超えたものは以下の11本しか存在しませんでした。

※参考 上の表と同期間 225ETFをコア研モデル・D型で運用した場合は約60%のリターンでした
カテゴリーを見てください。全部「ベア型、もしくはショート型…要するに空売り系です。
たしかに暴落相場でしたから、買って保有するだけのファンドが全滅したのと裏腹に、空売り系のファンドが成績を残したわけです。
でも・・・これとてそれだけの話。買いっぱなしのファンドに対して、これらは売りっぱなしのファンドだったわけで、逆に株式が上昇局面に入ったらマイナスに落ち込んでいくのです。
そう考えると、結局どんな相場局面にもきちんと対応できるファンドというのは、本当に数少ないんですね。
その意味で冒頭に紹介したファンドは、どんな相場局面にも対応できる、他に例のない貴重なファンド なんだと思います。
すみません!今調べましたが、結局ファンド名がわからないので紹介できません。(コア研もやみくもに投信が嫌いなのではなく、良いものを見つければちゃんと推薦いたします。)
これからだって、株式市場が一気に3割も4割も下落する局面が何度も襲来するはずです。
そんな強烈なリスクに対してきちんと対応できていかないと、どんな投資信託も生き残っていけないのではないかと思います。
