動くと負けるが今の相場 (2008/10/1)
数百円、あるは数百ドル単位で上へ下へ振られる相場というのは、誰がどう考えても史上最悪の相場です。777ドルの暴落を見てあわてて昨日売った方は、今朝のNYダウの数字を見て身悶えしたことでしょう。こういう時は動けば動くほど負けがこんできますから、ニュートラルで嵐が過ぎ去るのを待つべきです。コア研モデルで言うと、(売りポジションのモデルの方が多い中で)ごく軽く売り優勢というところでアドバイスしています。
さてそのコア研モデルも、そろそろバグをたくさん出しましたし、運営手法もこなれてきて運用成績も安定してきましたので、サイト有料化の準備を進めています。予定としては11月から有料化という心づもりでおります。
運用成績も安定…のところを説明しますと、たとえば9月1日からの相場は国内も海外も1割以上下落していますが、そんな中でコア研モデル(一押しのD型)は、国内株式が1%程度の下落、ETFは2%程度上昇、海外銘柄は1割以上上昇、日経平均とトピックスの指標のところも1割以上の上昇という結果を残しました。
参考に、日経平均株価のモデル(実際に取引できないが参考モデルとして公表)の運用結果を見てみましょう。
<図は省略>
このチャートのうち2007/10/18〜2008/6/30は過去データに対するバックテスト、それ以降現在まではサイト公表を始めて以降のリアルタイム運用の結果です。1年の間にロスカットが2回ありますが、概ね上げ下げのトレンドをとらえています。数字を公表すると、バックテスト期間の騰落率は+28.977%、通期では+43.656%となっています。
要するに、この最悪の相場の中で、コア研モデルのD型で運用していれば4割以上のリターンが得られたことになります。
下に公開している「今週の絶好調!銘柄」の井関農機で運用していれば、同期間の騰落率で186.97%…すなわち、1年で3倍近くになったということです。このD型では、金ETFとFTSE以外は全部プラスの結果です。またサイトのほうでご確認ください。
もうこんな最悪の相場ですから、これ以上の結果はございません。1年半の歳月をかけて作ってきたこのシステムが、いよいよこれで評価をいただく時を迎えているということでしょうか。ちょっとワクワクしております。
一般的に投資顧問の運営する有料投資サイトは会費がけっこう高く、月額2万円とか3万円は普通のことです。しかし、コア研はもっと大勢の方に訪問してもらえる賑わいのあるサイトにしたいと考えておりますので、会費を控えめに設定するつもりでおります。しかしながらサービスの質と量は決して引けを取るつもりはございません。またサイト(左上のロゴマークからとべます)のほうに立ちよっていただき、どのような投資サポートをいくらで提供しようとしているのかご確認ください。
爆下げ反発期待銘柄 (2008/10/2)
それにしても激しい下げっぷりです。コア研モデルで取り上げている銘柄にも、年初来高値から半値近くにまで下げた銘柄が多数出てきました。
数例上げてみますと、ソニー=-48.1%、コマツ=-47.3%、ソフトバンク=-43.0%、日本郵船=-42.0%、富士フイルム=-40.3%、みずほ信託=-34.9% …こんな具合です。ソフトバンクの例を見てみましょう。
<図は省略>
これらの爆下げには、それぞれ理由があります。ソニーは米国市場の冷え込みと円高による収益圧迫、コマツは新興市場の縮小懸念と買いをいれていた長期資金の離散、ソフトバンクは金融パニックを受けて長期負債の多さが嫌気され、日本郵船は原油高と船積み運賃の暴落に見舞われ、富士フイルムは減益発表が効いた感じ、みずほ信託はリーマンの仕組み債が紙くずになり当期利益予想を210億円から90億円に下方修正…などなど。
でも、これらの下げは理不尽なほど強烈ですし、日本を代表する名だたる企業ばかりですから、今後反発があるとすると大きいかな・・・というところで、要注目だと思います。日経平均がとりあえずの底打ち場面があれば、コア研モデルの中でもこういう銘柄を選んでいくとよいでしょう。
それと、この爆下げの理由がそれほど根深くないのが富士フイルムです。利益下方修正と言っても、今季の経常利益予想は1630億円もあり、PBRにいたっては0.73まで下げました。それに鳥インフルのワクチンに期待がかかる富山化学を傘下にもっていることもあって、どこかで急反発が起こる可能性をもっている銘柄と思います。
日本株は上昇トレンドに復帰できるかどうかは別として、米国での金融安定化法案が通過を見た時に多少の反発が予想されます。小さい買いチャンスはやってくるでしょう。そして小反発の後はまた売りのチャンスでしょうか。まあ…上手にやりましょう。
恐慌という言葉が聞かれ… (2008/10/3)
金融安定法案が上院を通ったにもかかわらず、NYダウは下げ続けます。昨夜も348ドル安という急落でした。なんだか普通の感じではなくなってきましたね。…この普通の感じでないというのは、長く相場を見続けてきた中で第六感で感じることで、とりあえずうまく言い表せません。
今朝の日経新聞に、NYダウのボラティリティのことが載っていました。「前日比で1%以上動いた日数/年間稼働日数」が、去年の22%に対して、今年は9月段階で倍の44%に達しているそうです。このまま行くと今年は、半分以上の日が1%以上動いたことになるでしょう。そして、1929年の大恐慌の年が47%だったということですから、これを超えるような記録的な大荒れの相場になっているということです。
そもそも世界恐慌というのは、(歴史をひも解くと)1857年あたりから10年ごとくらいに起きています。1857年から1937年の(いずれ第2次大戦の引き金となった)恐慌までの間、80年の間に10回もおきていたということは意外と知られていないように思います。そしてその後は先進国経済が安定してきて、現在まで石油危機(1973年)による恐慌と、その後はITバブル崩壊程度のものしかなかったわけです。
これが地震の話だったら、相当エネルギーがたまっていてコワイということになりますが、はたして恐慌についてはどうでしょうか。今回の金融不安は、はやたらレバレッジを効かせてパンパンに膨らんだ経済がパンクしているので、史上最大の大恐慌になる…なんていう可能性だってないとは言えません。でもそうなれば、コア研周りはみんなで空売りを駆使して生き残りたいと思いますが…。
さあ、今日はAIGの事業売却について発表になります。日本株も悲惨な下げに見舞われるかもしれません。1万円割れもだんだんと視野に入ってくるでしょう。
下の「今週の絶好調!銘柄」、井関農機は、空売り真最中で本当に絶好調です。D型の騰落率は7/8以来で30%を超えました。恐慌期にはこの手がありますから…大丈夫、大丈夫。
空売りは危なくない (2008/10/6)
この週末(オーバーウィーク)は、金融安定化法案が可決されるとしても株は上がりきれないという予測から売りポジションを維持しました。もちろんコア研モデルはほぼ売り一色(27銘柄中買いは2銘柄)、コア研のお客様で信用口座をお持ちの方には売り長でお願いしましたところ、結果は予定通り。NYダウは157ドル安でした。
今は少々の好材料が出てきても、株は上がりきれません。上がるのは一瞬。しかもアヤ戻し程度です。こんなのを当てにして買ったところで翌日に急落してロスカットさせられるのがオチです。
投機筋は、もしくはヘッジファンドは今、換金売りの真最中です。優良国際銘柄の現物株を投げ売りが襲い続けているのを見ても、11月決算のヘッジファンドの換金売りが恐ろしい金額で出ていると思われます。
今の買い手は、日本国のPKOくらいでしょうか。国は(まるで米国のヘッジファンドの換金売りを助けるかのように)我々の年金資金で株を買っているようですが、聞くところによるとものすごい損失を作っているようです(国民はこの事実を知りません)。…でも今日はこの話は掘り下げないようにしましょう。
ところで、コア研のお客様の中で空売りをできる方は毎日利益を出している(もしくは損失を減らしている)のですが、やはりこういう展開になると、信用口座は必需品と言えましょう。でも、コア研のお客様の中でも(偏見を持たれて)持ちたくないという方が少なくありません。
信用口座についての偏見は、「商品取引や先物取引を連想してなんか危ない気がする」というところからきているように思いますが、まったく的外れです。信用口座と言っても、いろいろな使い方があって、正しく使えば通常の口座とリスクの程度は同じで、空売りができるというメリットだけを享受できるのです。
信用口座での信用取引でリスクが増すケースというのは、入れたお金(委託保証金)の3倍まで買い進むようなことをした時です。100万円入れて、銘柄を300万円買って、それが20%下がってしまえば損失が60万円ですから、元金の100万円がいきなり半分以下になってしまう…こういうことをやると確かにリスクが高いです。
でもコア研が推奨するのは、100万円の現金を入れたら、100万円までしか建てないやり方。しかも、信用口座では売りしか使わない…要するに、コア研モデルが買い転換したら「現物で買い」、売り転換したら「信用で売建てる」という風に双方向にするだけ。「買って売る」ことしかしかできない方が、「買って売ることもできるし、売って買い戻すこともできる」…という風に戦略の幅が増えるだけで、まったくリスクは同じなのです。
これを説明しても理解していただけない場合も多いのですが、別にデリバティブを駆使しようと言っているわけでもないですし、これくらい使えるようにならないとこの投資環境では勝ち残れないようにも思いますので、コア研のお客様にもだんだんと浸透させていこうと考えています。それも投資顧問業者の役割かな。
空売りで大きな利益 (2008/10/7)
ついにTOPIXが1000を割り、NYダウが10000ドルを割りました。日経平均株価が10000円を割るのも時間の問題ということだと思います。今の相場は買い手がいません。一方売り手には事欠きません。国内機関投資家、個人投資家の投げ売り、ヘッジファンド、投信の解約に伴う売りに加えて日経リンク債のノックインを狙った売りも入っていますから、まだ下げると考えるべきです。「移動平均25日からのかい離率が12%を超えたのでここが買い場です」などと言っている専門家の話は無視をすることです。
信用口座や先物口座をお持ちのコア研のお客様には、現在強めの空売りポジションを持っていただいておりますが、昨日空前の利益を記録しました。そして、利益の積み上げは先週から続いていますし今週も続きます。彼らにとってはこの大暴落相場は大チャンスなのです。2005年に株が暴騰した時、毎日毎日利益がつみあがるのを見て血沸き肉踊りました。そんなチャンスが、信用口座を持っている彼らには3年経った今また来ているわけです。
コア研も、契約の時に一度は「できたら信用口座を用意してください」と言いますが、経験の浅い方や現物買い以外に恐怖心を持っておられる方には無理にお勧めしません。でもきっとこういう場面で儲け損ねることで、憶えていくことがあるはずです。
何だかんだと言って世界の経済が成長を続けていたころは、買いだけでも儲けのチャンスがありましたし、投資信託を買っても儲かる場面がありました(でも必ず最後には大きく減らしたところで解約する運命ですが)。しかしながら、こういうご時世に入ると、もっと高度な運用手法を持たないと勝ち残ることはできません。
冷静に考えてみればわかるはず。長期で上がってゆくものは長期で持つべきです。でも、上がったり下がったりを繰り返すものは、長期で持っていると理論的には下げていきます。20%の下落と20%の上昇を何度も繰り返すとどんどん残高は減っていきます。100・80・96・76.8・92.2・73.73…。
よって、相場が上昇する時にだけ投資をするようなテクニックを身につけなければなりません(コア研が日夜研究をしているのがこれです)。
投資信託をただ持っているだけでは、(今のように)どこかで大きな暴落に見舞われた時、半分の方は大損を抱えて退場していきますし、もう半分の方はその後(ほぼ永遠に)大きくマイナスになった数字を見て暮らすことになります。
これがいい機会。学ぶチャンスです。日本国民は投資手法を大幅に見直すべきでしょう。そして少しずつの資金をいろんな投資に充ててみて良く学ぶべきでしょう。時代に合わない投資手法を勧める方も悪いですが、結局知識がないから言われるままに買ってしまう側にも落ち度はあったのだと思います。
投資運用は簡単ではありません。専門家が命がけで戦っている場所です。そこに自分のお金を託すのであれば、それなりの準備と心構えがいるというわけです。
この緊急時にすべきこと (2008/10/8)
NYダウの1万ドル割れ、日本市場もTOPIXも日経平均も大台割れで節目に到達し、日経リンク債のノックインも達成したために、2〜3日は戻すか(アヤ戻し)、しばしもみ合ってからまた下落を始めるように思いましたが、戻しは昨日の日中だけで終わってまた下げ続けることになりました。これは相当なことです。1929年と比較する報道も増えてきましたが、それ(大恐慌)がやってくるのだというつもりでいてちょうど良いということでしょう。
モーニングサテライトの佐々木アナの報道で、「恐れなければならないのは、恐れることそれ自体だ」という格言が紹介されていました。これは傾聴に値することで、人間は冷静さを失ってしまうとたいてい判断を間違いますから、「体の中のアドレナリンを鎮静化させた上で、情報を集め、状況を判断し、専門家の意見を聞き、慎重に意思決定をする」こういうことが大事だと思います。
ただ、専門家と言っても、1929年に同じ投資関連の仕事をしていた人はいないと思われますし、昨今は投資信託もヘッジファンドも…というより、投資のプロの中でも成績を残せているのはほんの一握りのわけですから、誰の意見を聞くかということが大事になります。
でも別にコア研だと言っているわけではありません。私もよく間違いますし、間違いを起こさないように、相場観からシステムトレードに切り替えた経緯があるくらいですから。
それを踏まえた上で、自己責任原則にのっとって、コア研の意見を聞いていただきたいと思います。
● 内外の株式、為替に成績が連動する「投資信託」をお持ちの方は、少しでも早く現金に戻してください。購入時に払った販売手数料(2〜3%)を惜しんでいる場合ではありません。恐慌となると、株価は2003年春の7600円を目指しますし、NYダウの暴落はどこまで続くかわかりません。おまけにユーロについても、ここ数年上げ続けてきた反動で下落幅が大きくなると思われます。日本国民が我先にと5兆円も買いまくったグロソブ世界債券(為替ヘッジなし)なども全くダメでしょう。いったん現金化してこのパニックが終わるのを待つべきです。
● 変額年金保険をお持ちの方は、すべての資金を預金系、マネープールなどに入れて退避してください。当然コア研と投資顧問契約を結んでいるお客様はすっかりこの体制に入っています。
● 株式をお持ちの方は、これもいったん現金にすべきです。完全にパニックが終わるまでまって、また買えばよいだけの話です。ここで残高を減らすと、今後何年も投資活動ができなくなります。いつでもコア研が言っているように、残高を減らさないことこそが最も重要な点です。
● この暴落をチャンスととらえる方は、すぐに信用口座か、株先物口座を作り、空売りか先物売りができる状態を作ってください。ただ、経験者は問題ないですが、少々難しいので不安な方はコア研にメールで連絡をください。
また先日、簡易相談を有料といたしましたが、こんな時なのでごく簡単な質問や問合せには無料でお答えします。しかし、専門家もボランティアではありませんから、いい情報を引き出そうと思ったらまずはお互いに誠意を見せることも重要です。
さあ、生き残れるか否かが試される時がやってきました。皆でしっかり頑張りましょう。
金融不安・恐慌の正体 (2008/10/9)
昨夜ついにニュースが出ました。欧米各国の協調利下げです。とりあえずこれで小反発はあるかも…と思ってS&P500をリアルタイムで見ておりましたら、もうグオングオンとジェットコースターのような乱高下。ニュースへの反応が二手に分かれて大騒ぎになっていました。でも、この調子では上げきれない…と踏んだコア研はCFD取引でちょいと売り重ねてみたりして感触を確かめておりました。
空売りが可能なコア研のお客様(ここでいうお客様とはコア研と投資顧問契約を結んだ方:すなわちサポート会員のこと)は、昨日も大きな利益をあげましたが、今日もその流れが続くかもしれません。…こういう報告を書くと、空売りができないサポート会員の方はすごくつまらない思いをされると思いますし、またサイトの訪問者の方にとっても同様でしょう。
でも、これも考えがあってやっていることなんです。はやく皆さんも現代の投資に必須の武器を手にしてほしい。そしてコア研モデルのD型で利益追求を一緒にやりましょうよ!こういうことです。
どうです?D型。ものすごい成績でしょう?これこそコア研が目指した姿です。おそらくサイト訪問者の方の中でも、大きな利益を上げている人が多数いらっしゃるはずです。いいですよね?もうそろそろ有料にしても…。安いものですよね?月1万円。
そんなこともあって、昨日はたくさんのサポート会員の方が信用口座の申込をされたようです。コア研の思いが通じた感じです。信用口座は今回の暴落には間に合わないかも知れませんが、今後この武器を使う場面は何度もやってくるでしょう。コア研はこの信用口座に対していろいろな使い方(ロングショートやヘッジなど)をしますし、いずれにしても早めに手続きを済ませて、準備が整ったらすぐにご連絡をお願いします(ちょっと事務連絡)。
それにしても、金融当局はどんな手を打ってもダメですね。今朝のモーニングサテライトのホリコキャピタルの堀古さんは「米国当局は何か手を打てばマーケットが反応してくれると期待しすぎ」と言っていましたが、その通りだと思います。
結局金融界の巨大なバブルが大崩壊しているわけですから…そういう話なんですから、金利を下げるという実体経済向けの政策をいくら大々的に行ってもそもそもお門違いです。
大地震が起きて崩壊した街に向かって「どうだ?金利を下げたけれども…」と言っているようなもの。まずは半壊して使えなくなったビルもすべて壊して片づけをしないといけないのです。もう地震は来てしまったんですから、時間をかけて再生するしかない。
結局、米国がぜいたくの限りを尽くした結果のツケ:不良資産が世界中にばらまかれたわけです。これを知らず知らずのうちに世界中で体内に取り込んでしまったんですから(まるでメラミン入りの乳製品のよう…というか、ここまで来るとガン細胞ですか)、いったん破産するところは破産、手術をするところは手術をして、汚いものの処理:不良債権処理が進んでいかないと立ち直ることはないのでしょう。
それにしても大迷惑国家ですね、あそこは。でも、いい思いをしていたのはほんの一握りのユダヤ系金融富豪たちだけで大多数の米国人は貧乏でした。だから彼らは「そんな奴らを助けるな!」と怒っているんです。でも助けないと、結局死ぬ思いをするのはやはり一般市民なんですけどね…。ひどい話です。
DC(確定拠出年金)モデルを拡充! (2008/10/10)
NYダウが678ドルの爆下げで帰ってきました。これでついに日経平均も9000円を割れるでしょう。もう向かうは2003年春の7600円ということなのかもしれません。
10/8のコメントで書きましたが、すぐにでも投資信託も株式も買い持ちは現金化するように進言しました。このNYダウの暴落でその意味がお分かりになったと思います。さすがにチャート分析から「買い時です」などと言っている寝ぼけた人も減ってきました。
例えたように、大都会に大地震が起こってしまったようなもの。壊れかけたビルはいったん倒壊させなければなりません。各国政府がどんな政策を打っても効き目はないようです。落ちるところまで落ちるだけだと思います。そして回復にも時間がかかるため、いったん現金化すべきなのです。投資信託で資金を半分にしてしまったら立ち直れる範囲を超えてしまいます。人生の証の退職金を半分にしないでください。
昨日もコア研のサポート会員の方が投資信託の全てを処分したと報告をいただきました。これで出てしまった損失はコア研といっしょに取り返していきましょう。
さて、確定拠出年金の運用モデルを拡充しました。
今まではDC3モデルを公表しておりましたが、株式から逃げた先の外国債券がイレギュラーな円高にやられて成績が急落してしまいました。
やはりこの分散投資型のモデルだけでは、このような急場はしのげません。そこで、遅ればせながらの印象はぬぐえませんが、前のDC2モデル…すなわち、「日本株が上げるには日本株に全額投入、日本株が下がる時には預金に完全退避」というモデルを、「DC100モデル」と改名した上、復活させることにしました。この混乱期をこのモデルで運用していたら、損失はまったくございませんでした。
今までのDC3モデルも「DC70」モデルと改名した上で継続して公表を続けます。このモデルは、平時には実力を発揮するので中止はいたしません。
頭と尻尾はくれてやれ (2008/10/14)
まずは、サイトの海外市場のところが「10/13のサインを掲載中」であるところが「10/14」となっていました。大変失礼をいたしました。
さて、日本が連休を決め込んでいる間に、先進国首脳会談などの政策発表を受けて大幅反発をいたしました。どうも間が抜けている感じがします。巡り合わせですけど…。
どこまで下げたら止まるのか…これがマーケット参加者の注目点だったわけですが、とりあえずは一つ目の反発を見たことになります。
次は、この反発が本物かどうか…すなわち、
1、 あや戻しにすぎずにないのか(下落トレンドは不変)
2、 2番底を待って上昇に転ずるのか
3、 V字回復となるのか(可能性は薄いですが)、
この3通りのシナリオのうちどれなのかを見極める過程に移ります。
何か基準がほしいので、参考までにごく最近の暴落後の例を見てみましょうか。
<図は省略>
これはITバブル崩壊〜日経が失われた10年の後の大底をつけたころの日経平均のチャートです。
これで見ると、前半のITバブル崩壊時は、最初の反発の後1500円ほど反発してもみ合った後2番底をつけに再度下げました。そして2003年の大底では、ひとつの底で立ち上がっていきました。
要するに、反発シナリオをどちらかに決めつけるのは危険だということです。
示唆することがあるとすれば、「各々の戦略に基づいて(買いや売りに)ポジションを傾けてもよいけれども大きいポジションを持たないこと」 だと思います。
なぜなら値動きがものすごく大きくなっていますから、外れた時のダメージが計り知れないからです。コア研が最も大事にしているのが「大きく財産を減らさないこと」です。これがマーケットの中で長生きをしていくためのキーとなるファクターだと考えています。
コア研自身は、全部のモデルたちが売りポジションですので、もちろん今は売り長です。でも先週の早いうちに、ポジションを小さくしておいてあります。
サポート会員の中には、もっと大きい空売りポジションを望んでいるように見える方も散見されました。しかし、大底をつけに行っている可能性がある時にノリノリで大きい空売りポジションをもつと、せっかくそれまでせっかく稼いできたものを一発で失うことになります。今日の日本市場を見て、そのあたりを学んでいただければと思います。
相場の格言に、「頭と尻尾はくれてやれ」というのがあります。今日はこれをしみじみと皆で噛みしめることといたしましょう。
買いサインの意味 (2008/10/15)
それにしても日本株相場は海外よりも大きく振られますので、対応していくのも大変です。
その理由はいろいろ言われていますが、コア研ではすべては需給要因だと理解しています。要するに、ヘッジファンドが顧客からの解約を受けると現金を用意して返さなければいけませんが、たとえば新興国などに投資をしていた場合など、一度に大量の売りを出しても買い手が付かずに急落状態となってしまいます(高く売ることができません)。でも売らないことには現金ができませんから、その換金売りによって損失が膨らむのを何かでカバーしなくてはなりません。そこで目をつけられたのが、取引高が多く買い手がつきやすい日本の株先物市場なのではないでしょうか。世界の株式相場の中でも日本株の下落率が高かったのはこんな理由からだと思われます。
そして昨日の日本市場がオーバーシュートぎみに上げていったのも、こういった投機筋の先物売り、空売りの買い戻しが大きく入ったためだと思います。困りますね…あんまり激しいのは。
また昨日のNYダウ、SP500については、昨夜のうちに買いサイン執行となりましたが、これについては釈明することがございます。
実は昨日の朝の段階では海外市場に買いサインは全く出ておりませんでした。本来は朝の更新時にNYダウ、SP500に買いサインを掲示するはずだったのですが、値動きが想定していた範囲を超えて急上昇したことにシステムが対応できておらず、サインが出ていなかったことが夕方になって発覚しましたというわけです。そして急遽19時にサイトの訂正をし、コア研デイリー(メルマガ)の登録者には臨時号を発行して連絡いたしました。
このNYダウやSP500は、指数ですからデリバティブ(ひまわり証券・CFD取引)でしか取引できません。おそらくそんなに影響はなかったのではないかと想像しておりますがいかがでしょうか?NY市場は22.30からですから、デイリー便を見ていただいた方は対応ができたと思いますし…。ご迷惑をかけたとしたら申し訳なかったと思います。
ところでこのCFD取引は、(コア研も行っておりますが)非常に使い勝手がよく、慣れれば大きな武器になります。また掘り下げてみますね。皆様の中にも使っておられる方がいらっしゃいましたら、また意見交換しましょう。
さて、この急反発を受けてコア研モデルにも買いサインがズラ〜っと並んでおります。一日急反発しただけでこの買いサインの嵐かよ…そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし過去のデータから、激しい急落の後に急反発した場合、もみ合うことはあっても最安値を再び割り込むケースは本当に稀です。いわゆるアノマリーというやつですが、コア研モデルでは、こういう局面ではこのアノマリーを重視したロジックとなっているのです。
買いサインが執行になったら、少額から買い始めてみるのもよろしいかと思います。
歴史に習えない (2008/10/16)
とんでもないことになりましたね…これはついていけません。またNY市場が大暴落です。日替わりで歴史的な大暴落、大暴騰、大暴落…こう来ると、過去のデータを元に投資する中では不都合も出てきます。過去に一度もなかったことが起こっているからです。
昨日のコメントの最後に、「買いサインが執行になったら、少額から買い始めてみるのもよろしいかと思います。」
こんなことを書きました。「少額から」というところを厳守していただいておればよいのですが、昨日の大引けで9銘柄が買い転換してしまったので、そこで買われた方もいらっしゃったと思います。期せずして大迷惑な情報提供となってしまいました。…と言っても、今夜はまたまた大暴騰するのかもしれませんし、やはり強調しなくてはならないのは、先ほどの「少額から」であるとか、「嵐が去るまで待つ」ということだと思います。
コア研のサポート会員の方々についても、現金退避状態か、売りと買いを併せ持つニュートラルポジションになっています。本当に怖い相場です。くれぐれもこんなところで勝負をしないでください。また長期投資の方も、まだ大きく買い始めるのは早いのかもしれません。
10/14に書きました、3通りのシナリオのうちの3番目…「V字回復となるのか(可能性は薄いですが)」は、やはり可能性が薄くなりました。悲観的に考えてちょうど良い感じだと思います。
休むが吉 (2008/10/17)
本来コア研のような投資顧問業者は、こんな地合になっても皆さんに株式への興味を失ってもらいたくないわけです。皆が投資運用への興味を失ってしまえばコア研は存続できません。証券会社なども同様で、株取引の取扱手数料、投信の販売手数料が売上の柱なのですから、どんな暴落相場でも「買える銘柄」を紹介し続けます。そして銀行は投信を売るために、暴落相場でも「買いのチャンス」だと言い続けていると聞きます。でも、おそらく金融機関の人たちは、本音は違うところにあるでしょうし、自分では株や投信など怖くて買えないのではないでしょうか?
もし実際にこの大暴落を受けて、ウォーレンバフェットのように下値を買う戦略として顧客に紹介しているのならたいしたものですが、バフェットさんの持っている情報はおそらく一般人の手にできる情報とは一線を画すでしょうし、バフェットさんのモノマネ=(一般人には)ギャンブルということになると思います。
その点、コア研は正直に仕事をしている自負があります。今は休む時だといっているわけです。ポジションを持つとしても少額で…何度もそう書いてきたと思います。コア研はボランティアでこの仕事をしているわけではありませんが、相場の真の怖さを知り、顧客との信頼関係が何より大事だと心底分分かっているので、全う正直にしかふるまえないのです。
やはり昨夜のNY市場も大荒れでした。下から上への値幅が800ドルを超えています。終値での401ドル高というのも、いつもなら「暴騰」と紹介するレベルです。これで暴落、暴騰、暴落、暴騰…と歴史的な乱高下が続きました。
とにかく今は、何もしてはいけません。これはバフェットさんでも予測不能の動きだと思います(そもそも彼はデイトレーダーでありませんが…)。休むが吉。そういうことです。
強力新銘柄を紹介 (2008/10/20)
コア研モデルとの相性の良い銘柄がだんだんと事前に特定できるようになってきました。こんな感じです。
1、 出来高の多い株であること
2、 一日の値動きの幅(絶対値)の平均が2.5%以下であること
今後はさらにいろんな基準が明確になっていきますから、いずれは全てが相性バツグンの銘柄ばかりになっていくはずです。
三菱マテリアル(5711)を採用したのは、バックテストの成績が抜群だったのと、上記の条件もクリアしているためです。下のグラフは2001年5月からのバックテストの運用成績(騰落率)ですが、5711の株価は開始時の株価を割り込んでおりますが、このコア研モデルで運用すると残高はS型で約5倍、D型にいたっては20倍以上になったことになります。
<図は省略>
7年間で20倍というのは、年間リターン55%の複利運用に相当しますが、上昇相場と下落相場の両方で稼いで行けばこんなことは当たり前に起きます。実際にこの1年間(2007/7/2〜)の成績はなんと3倍近くになっています。
コア研は、こんな夢のような運用モデルを、安心して気軽に使ってもらえるために日夜努力を重ねています。
さて、また一週間が始まります。世界的に公的資金注入の話がまとまりましたし、来月には世界レベルでの金融サミットが開催されることにもなりました。対策はそれなりに…というか、充分うてていると思われます。しかし、世界的金融バブルの崩壊の根は深いわけで、立ち直るにはなお時間がいるということなのでしょう。
まだ近い将来の株価を予測できる状態ではないと思いますので、引き続きポジションを大きくとらずに様子見を決め込んでください。
明日はヘッジファンドの動向について書いてみたいと思います。
今必要な投資態度 (2008/10/21)
NYが413ドル上げてきました。ニュートラルポジションのコア研周りとしては「ちょっと儲け損ねたか…」という感じもあるのですが、実はそういう発想は危険なんです。先日も金融政策が充実した中で936ドルの大暴騰を演じた後二日後に733ドルの大暴落です。暴騰を受けて買い持ちを増やした人は、この大暴落をいっぱつ食らっただけでたいへん大きなダメージをうけます。実際はその後、(昨夜も含めて)中暴騰2発で大暴落前の株価に近づきつつあるのですが、実はそれもたまたまそうなっているだけ…という感じです。
要するに今のように株価予想が難しい時は、何らかの判断基準を持つべきなのです。行き当たりばったりでやっていると、暴騰すれば「持たざるリスク」を感じて買わざるを得ません。暴落すれば、もう怖くて怖くて売らざるを得ません。これは最低最悪のパターンで、あっという間に財産を失います。
サポート会員の中にもこのブログをご覧になっている方が多いので、会員の皆様に「こういう考えで動いていますよ」というメッセージを伝えるため、そしてブログの一般訪問者の方には、コア研の「減らさぬ投資」に賛同していただくために、しつこいですが今一度書きます。
1、相場が荒れている時、投資判断に迷う時は、ギャンブルをさけて投資しない
2、投資をするならば、コア研モデルのサインに従う
3、目先の上げ下げを追わず「頭と尻尾はくれてやる」に徹する
本日は以上です。
ヘッジファンドが瀕死に… (2008/10/22)
日本市場の動向には欧米のヘッジファンドの影響が多大であると書いてきました。国内の売買代金の6割以上が海外筋、2割が個人投資家、機関投資家や証券会社の自己売買が残りのうち数%ということであると、まさに日本市場は欧米のために存在しているようなものです。そして日本人はその修羅場の中でもみくちゃにされているわけです。
ですが、そのヘッジファンドが今バタバタと倒れ始めているということになると、今後は環境が激変する可能性があります。要するにまともな市場に戻っていく…そういうことだと思いますが、まずは、彼らヘッジファンドが今どうなっているのかということを知らなければなりません。
つい最近、ヘッジファンドに詳しい草野グローバルフロンティアの草野氏が、最近の動向をうまくまとめておられましたので、その数字を使いながらコア研の考え方を紹介いたします。
2007年はヘッジファンドの成績はおしなべて良好でした。しかし、この2008年に入ると軒並み運用に失敗し、ほんのわずかに「マネージドフユーチャーズ型」や「空売り型」がプラスだったのを除いて、軒並み大きく損失を出しています。
中でもひどいのは、(悪い方から)転換社債裁定型、新興市場型(中国・インド・ロシアなど)、ロングショート型などですが、9月末までの数字ですでに2割前後のマイナスとなっています。でもこの数字には魔の10月が入っておりません。おそらく3割は行ってしまったのではないでしょうか。
ヘッジファンドは10月や11月に決算を迎えるところが多いのですが、この運用の失敗を受けて解約が殺到しました。この世界には45日ルールというのがあって11月決算であれば、45日前…10月15日までに解約を申し出ないと受け付けられないことになっています。10月の大暴落で最安値をつけたのは10/10でしたが、そんなことに無関係ではないのだと思います。
ヘッジファンドは解約を受けると株を売って現金を作って返します。投資顧問のコア研もそうですが、運用者というのは運用資金が増減することをもっとも嫌います。解約は大量だったでしょうから大変だったでしょうね。
またこの際には、単純に必要な金額の株を売るわけではありません。彼らは大きくレバレッジをかけていますので、100億の解約を受ければ1000億くらいの建て玉を手じまわなければならないのです。バブルがはじけたというのは、ひとつにはこういう現象を呼ぶわけです。
そしてそれに加えて、ヘッジファンドを死の淵に追いやったのがこの金融危機でした。
ヘッジファンドビジネスは、投資銀行との提携がなくては成立しません。投資銀行とは、米国で言うとゴールドマンサックス、JPモルガン、リーマンブラザーズ、モルガンスタンレーなどですが、この4者で米国のヘッジファンドの70%を支えていました。これらはプライムバンカーと呼ばれ、資金の融資をしたり、空売り用の貸株をしたり、デリバティブの環境を提供したりしていたのです。
そして驚いたことに、その投資銀行が倒産したり、生き残りのために商業銀行(シティバンクなど)に代わってしまいました。
プライムバンカーがいなくなるということは、ピッチャーとキャッチャーからなりたつバッテリーの、キャッチャーがいなくなるようなものです。おまけに商業銀行として活動するとなると、かつてのプライムバンカーは、融資した資金を返してもらわなければなりません。ヘッジファンドへの貸し付けはリスク資産と見なされるためです。
さあ、これでヘッジファンドたちも万事休すです。
ヘッジファンドの数は、世界で12000グループに上ります。資産規模は200兆円。運用額はこれにレバレッジがかかっているとすれば…まさに膨大です。これがいまどんどんマーケットから引き上げているのです。株式市場にとっても、当面売り手に事欠かない状況です。
草野氏は、年末までに、200兆のうちの10兆円(これにレバレッジをかけた額)が売られるだろうと言っていました。
米国だけの数字ですが、9月に430億ドル…すなわち4兆円以上の資金が引き揚げたそうです。10月の数字はまだ誰にもわかりませんが、おそろしい金額になっているはずです。
とにかく、こういう投機マネーの実情を知って投資をするのと知らないで投資をするのとでは、結果に大きな違いが出てくるということでしょう。この数日はたしかに株が少し戻しましたが、コア研は買い推奨をしませんでした。案の定、先日の9600円を抜けることなく、今日また300円近い下落となっています。
まだまだ。そんな簡単に強く買える日など来やしません。
株価格付けはインチキ? (2008/10/23)
昨日はやはり再び世界的に暴落となりました。日経平均が631円安、NYダウが514ドル安。昨日も書いたとおりまだまだ駄目です。
買い下がりという発想も危険と考えます。長期投資と決め込んでゾーン買いに徹する…そういうバフェット型の買い方もあると思いますが、日本の個人投資家とバフェットさんでは勝負になりません。情報も資金力も比べ物にならないので、単純にマネしてもうまくいかないように思います。
さて、今日は格付けの話。日本でも米国でも、格付け会社や証券会社が会社を分析して「格下げ」だの「買い推奨」だのやってますよね。あれ、皆さんはご覧になってますか?過去の経験から、あんな情報で投資をしていたら碌なことにならないように思いますがどうでしょう?
聞いたところによりますと、格付けの発表をはめ込みのために使っているところもあるようです。要するに、「自己で株価をしこたま仕込んでおいて格上げを発表する」とか、「大量に現物を買いたい顧客のために、格下げを発表して買いやすくしてあげる」…こういうことが日常的に行われているとすると許し難いことですが、でも実際は放任状態といったところでしょう。完全な誤解だったらごめんなさいですが、実際に大手のところの幹部が吐露したという話を聞いています。「こんなの、ちょいと格上げしておけばいっぱつだ…」のような話だったと思います。
もちろん、正当な分析をもとに公正かつ正確な格付けを公表しているところもあるとは思いますが、そもそも発表された格付け情報を読んでから投資をしているのではたぶん遅すぎるでしょう(効果測定をしたわけではありませんが…)。
ネット社会では、ヘッジファンドも機関投資家も個人投資家も情報に接するスピードはさほど変わらなくなっていますが、そうはいっても1分の出遅れが命取りになる場合もありますし、インサイダーを完全に取り締まることも物理的に不可能でしょうし、個人投資家が不利な立場であることには変わりないと思うわけです。
どうですか?皆さんの中で、格付けを見て投資して成功した経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?あるいはコア研は間違っていますか?
直近の投資戦略 (2008/10/24)
毎日大荒れの株式市場ですが、日米ともに、一日の値幅が大きすぎて危険なにおいがプンプンです。10/9あたりからの値幅は小さくて500円および500ドル、大きい日は1000円および1000ドルに達します。昨日も日米ともに500〜600の幅がありました。
デイトレードの方はチャンスとばかりに張り付いているでしょう。コア研もわかりやすい時には225先物やグローベックスの先物などでちょこちょこやっております。
ポジショントレード、スイングトレードを相場観でやっておられる方はこれほどやりにくい地合いはないと思いますが、いかがですか?強い買いが入ってそれに乗ろうと買うと次の瞬間には暴落してしまいますし、買い持ちの場合にも勢いよく下げてロスカットしたと思ったら、次の瞬間に元の値段に戻っている…これでは損失確定のオンパレードです。
今ほど経験とスキルが必要な相場はありません。どういうトレードをするのか、きちんとルールを掲げて当たらないとやられると思います。
一方長期投資の方は、あんまり安いのでうれしくてたまらないかもしれませんね。でも、(昨日も書きましたが)もう少し底打ち感が出てこないとまだ下がありそうに思いますよ。少なくともこの欧州や新興国の通貨急落の行く末が見えてこないと…。
ゾーンで買うにしても、もっと下のゾーンで買えるかもしれないわけですし、いつも書いている「尻尾をくれてやる」気持ちで、出来高を伴った反発が見えた所で買ったほうが安全だと思います。
経験が足らないなどの理由でポリシーを持てない方は、ぜひコア研モデルの推奨銘柄を使ってトレードしてみてください。ただし自己責任原則と、こういう激しい地合いですから少額からということをお忘れなきようお願いします。
大荒れ相場と大統領選 (2008/10/27)
さあ、大変な週が始まります。世界の株価や通貨も正念場、米国では選挙への最後の詰めに入り、7-9のGDPが発表されます。
日経平均株価は、先週バブル崩壊以来の最安値にかすりましたが、先物では一時大きく割り込んでいます。為替(円ドル)は一時90ドル台に突入。現在は92ドル台。円ユーロは113円台まであって現在116円台。でもそれを受けた先週末の米国市場が意外と強く312ドル安で帰ってきおり、CMEの日経先物も底堅い感じです。
こうなるともう何があるかわからないです。金融サミット、FOMC、大統領選挙…米国の動向で世界中が大荒れになることは間違いなく、日本にいる我々個人投資家も、(この大荒れの中でもチャンスがあれば活かせる場面もありますが)決して無理をして資金を失わないことが肝要です。
チャンスがあれば…のところに余興的にふれておきます。経験やスキルのあるデイトレーダーなら、このボラティリティを利益に変えるチャンスととらえるはずです。たとえば先週末の先物底割れの場面などは非常にわかりやすく、コア研もちゃめっけを出して3分間のゲームをいたしました。
大引け15時の間際にものすごい先物売りが入りました。この様子を見て「投機筋に元気がなくなったと思っていたら、またえらく派手に売り仕掛けている」とわかります。でも時は週末ですから、(金融サミットの話もありますし)彼らも大きくオーバーウィークのポジションを持てないはずです。(PKOの絡みもあって)この場面では15時を過ぎてから大証が閉じる15:10までの間に彼らが先物の買い戻しが入ることは明らかでした。で結果は、この3分の間に7580円の安値から7790円の高値まで210円の吹きあがりがあった…そういうわけです。
さて、大統領選が近づきました。コア研では以前から「マケインが勝つことになっている」と述べてきました(サイトのコラムのページ参照)。今現在の支持率はオバマが5%のリードです。でも先々週あたりは12%程度のリードがあったわけで、その差は急速に縮まりつつあり、コア研は今でもマケインになるのではないかと思っています。もちろん確実にそうなると言うことはできませんが、大統領選というのはそうどんでん返しが起こりうる仕組みになっています。
大統領選は、各州に数人から数十人割り当てられている直接投票権を持った選挙人の争奪戦なのですが、これが面白い仕組みになっていて、各州ごとに共和党か民主党の優劣を決めて、勝った党がその週の選挙人の得票を全て得る(総取り)ことになっています。
一方支持率というのは、メディアを使って生活者にアンケートをとったものですから意味合いが違うのです。5%程度の差であればどっちが勝利するかわからないでしょう。
ただ、元来共和党が強い州にオバマが戦略的に攻め入って結果を出していることから、若干オバマが有利という見方もできます。しかしながら過去の経緯から、黒人候補は結局蓋を開けてみると最終的に得票が伸びないことも多いですし、黒人が大統領になることを死んでも許さないというグループがあることも知られています。
先日、某所でその道の権威の方の講演を聞きましたが、オ○マ暗○説を否定しませんでした。まあこの期に及んでそれもないのでしょうが、大統領選の行方はまだまだ闇の中ということだと思います。
いずれにしても、米国を中心でコントロールしている方々は共和党政権を望んでいるでしょうし、民主党が勝ったとすれば、米国の長期戦略が腰折れになりますから、米国経済がいったんさらに大きく沈むことも考える必要があるように思います。
株式の売買サインのページのレイアウトを大きく改良いたしました。これはコア研の会員の方からの親切なアドバイスに基づいたものですが、かなり見やすくなったと思います。○○さん、本当にありがとうございました。
最近はサイト訪問者の方との情報交換が充実してきました。本当に有意義でありがたいことです。メールをいただいたりブログにコメントを掲載していただきましたら、コア研一所懸命答えますので、お気軽に声をかけてみてください。
空売り規制 (2008/10/28)
ついに今日は7000円を切って寄り付きそうです。政府はついに日本市場においても「空売り規制」を実施すると発表しました。
この大暴落で、コア研モデルのD型も、サポート会員で信用口座をお持ちの方も利益を計上しているわけですが、すべて「空売り」での儲けがあってこそです。でも、コア研は基本的にこの政策に賛成です。
政府はこの「空売り」を11/4から規制することにしたようです。米国に遅れること1ヶ月半、その規制内容も米国のものをなぞった感じの規制です(その米国の規制については当ブログ9/19のコメントで説明しました)。
なぜ、コア研の武器の「空売り」が規制されるのに賛成するのかというとこういうことです。
一連の空売り規制は、大口の空売りで必要以上にかつ意図的に値を下げさせて…すなわちこの暴落に便乗して暴利をむさぼるような行為を規制するという内容になっています。いわゆるネイキッド・ショート・セリング(裸の空売り:9/19参照)を規制するということ。
たとえば、今出ている「メガバンクの公的資金注入による希薄化懸念」や「業績の悪化」などの悪情報に合わせて大量の空売りをぶつけると、投げ売りを誘って面白いように株価が下がります。こういう状況では先に空売りを仕掛けたものが完勝します。善良な個人投資家は、下げたのを見てから売りますから、たいてい売ったところから買い戻しが入ってその場で大損をしたことを知ります。
このように今の日本市場は、日本国民から海外の投機筋への富の移転をするためのフィールドになってしまっている傾向があるため、多少弊害があっても投機筋への大量の空売り規制は実施するべきだと考えます。
実際今回の規制内容は、前述のネイキッドショートセリングと、発行済み株式の0.25%を超える空売りに報告を義務づけるとしていますので方向性は合っています。まあ…効果のほどはやってみないとわかりませんが…。
では、この規制が入ることによってコア研の絶好調D型モデルが運用できなくなるのかというと、とりあえずそういうことにはなりません。個人投資家が証券会社の信用口座で取引するものは裸の空売り:すなわちネイキッドショートセリングに当たらないからです。
皆さまはコア研のD型モデルを引き続きご活用ください。
コア研はこの度、FPとして、また投資顧問業者として大変自信をつけました。この日経18300円から7000円までの、株価がほぼ3分の1に暴落する中で、投資信託での運用(変額年金)の顧客資産を微減にとどめたこと、株式投資の方の資産を完全退避させ、信用口座では逆行して利益を作ったこと。日々感謝の電話やメールを受ける中で、この仕事に集中してよかった…それをしみじみ感じております。
「投資信託の買いっぱなしはダメ!」これは、暴落が始まる前からのコア研の主張です。徐々にコア研の考え方に賛同してくださる方が増えてきました。ありがたいことです。
S安S高が交互にやってくる (2008/10/29)
さて、またまたとんでもないことになりました。NYダウが史上2番目の上げ幅。889ドルの上昇です。
実はこういう展開はコア研モデルにとっては最悪なんです。振れ幅が大きいと、システムトレードでは上に下にとロスカットが出てしまいます。本音をいうと、この混乱が収まるまでキャッシュポジションで様子を見たいところですが、システムトレードのロジックに対して人間の感情を入れてしまうことはタブーです。
まあ、もともと株式投資には利益を減らす場面もつきものですし、D型モデルはまだまだ大きな利益(マージン)を持っていますので、このままの運用を続行いたします。ただし!ロスカットが多い今は、(何度も何度も書いているように)大きな額で運用しないようにお願いします。
ことの発端は昨日のお昼の日本株市場にありました。日経平均は後場から急騰につぐ急騰。前場の安値7000円から7600円まで上昇して高値引けしました。まったく…大暴落からの急展開ですし、上げる下げるにも極端すぎます。
何があったかというと、まず我々の年金資金を使ったPKO(公的資金の株式の買い支え)が後場よりから怒涛のように入りました。それと、昨日説明した空売り規制(11/4より実施の予定)を何といきなり前倒しで即実施というニュースが昼前に発表されました。あえて同時にやったな…こういう印象です。
この空売り規制前倒しが効いたのだと思います。なんといっても、日本市場は外資系ファンドにとってまさにやりたい放題のパラダイスでしたからね…。今まで日本人は、彼らの急激な先物の売り仕掛けに何度も何度もやられてきましたから、これがなくなるというだけで大きな安心感が広がります。
また、売りポジションを解消する動きも一気に出たというわけです。外資系投機筋にしてみれば、「大口の空売りを徹底調査する」と言われれば、いち早く空売りポジションを買い返済したくなるでしょう。
それにしても、ニューエッジ、クレディスイスなど欧州系が急騰に先立って先物を大量に仕込んでいたと聞きましたが、とっても何か嫌な感じがしました。彼らは昨日すでにある程度利益確定を行った模様です。…まあ掘り下げませんが…。
でもこの一連の展開は、今後のことを考えるとポジティブにとらえることもできます。
もし空売り規制やきつい取締が日本市場に定着すれば、株価のボラティリティが確実に下がります。そうなれば、コア研モデルの不要なロスカットも必然的に減りますから、当然成績が向上することになると思います。ぜひ今後の運用成績に期待してください。
オ○マ氏暗○の記事を書いた翌日に暗○(未遂)犯が逮捕されました。白人至上主義の青年二人が車からの銃撃を企んでいたということです。
でも、この報道に接した瞬間いろんなことを考えてしまいました。この報道を素直に(聞いたままに)受け取ることができなかったのです。どういうことかというと、報道の通りに彼らが自発的にやろうとしたのか、何らかの命令や依頼を受けていたのか、この事件発覚事態が演出なのか、捕まっちゃったのか、わざと捕まったのか…政治の世界には裏がありすぎて困ります。
いつの頃からか、コア研は報道をとりあえず疑ってかかるというクセがついてしまいました。今の世の中には不正が多すぎて何も信じられなくなってしまったのだと思います。信じるとだまされますし、生き残れません(特に投資の世界では)。
それとオ○マとか暗○という風に○を挟むと読みにくくなりますが、理由はお分かりですよね?
公的年金の買いって何? (2008/10/30)
昨日の日本市場の引け際の600円もの大暴騰は公的資金の買い、NYの引け際の400ドルの大暴落はヘッジファンドの換金売りと観測されています。いずれにしても異常な世界ですので一般の投資家は「君子危うきに近寄らず」という姿勢で良いと思います。
今日は公的年金資金の買い(PKO)について少しまとめてみます。
今朝の新聞にも「公的年金資金の買いの見方も」という見出しの記事で少し書かれていましたが、ここに「見方も」とあるように、実際に公的年金が買ったかどうかは(公表されないために)わからないことですが、その買い方にクセがあるために鋭い関係者には見えている…そんな感じなんです。
そもそも公的年金の資金がいくらくらいあるかというと150兆円程度で、このうちGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)が90兆円程度を自主運用しています。
運用手法は(コア研が現在まったく推奨していない)モダンポートフォリオ理論にのっとった長期分散投資型。近年の運用結果は思った通りで、(20年度はまだ集計できていませんが)19年度は12兆円のマイナスという感じです。去年でこれだと、今年の後半は相当やられている感じがします。暴落する前から積極的にPKOが入っていましたから数字を見るのも怖い感じです。
彼らの資産配分は以下の通り。
<図は省略>
17年4月以降は確か日本株式が11%だったと記憶してますからから、きっと投資比率を上げたんでしょうが、これもちょっと裏目に出ていますね。
今年は国内株にとどまらず、この外国株式も大下げですし、外国債券も円高でやられてます。相当厳しいですよ、20年度の数字は。これから3月にかけて株式が反発をすれば別ですが…。
(これも掘り下げませんが、今回のようなリスクに対してヘッジをつけたりできないんでしょうかね?ちょっと無防備すぎます。)
で、この年金資金がこのところすごい勢いで株を買っています。ここ数日間、突然株価が暴騰することがありましたが、コア研は彼らの買いだと思っています。(ボラティリティが跳ね上がって相当迷惑でした)
彼らの買いにはこういう特徴があります。
・信託銀行が発注します
・国内大手の証券会社を経由します
・株先物も同時に大量買いします(こういうところから、株を仕込みというより、株価を支えるPKOの色が強くなります)
・主力株に限定して買ってきます。
・価格帯を決めて、ここまで下がったら買いに入るというような買い方です(いきなり来ます)。
・時々意味不明なところで買いに入るようです。(今回は掘り下げません)
それにしても、株価を支えてくれるのはありがたいのですが、もう少しやわらかく行かないでしょうか?なんだか相場を捻じ曲げているような印象があります。マーケットにインパクトを与えるために我々の年金資金を使うのであれば完全なお門違いですし、リスクを取りすぎる買い方なのも気になります。
年金資金で株を買うなら、そして本来のモダンポートフォリオ理論にのっとってリバランス(減少した株式の比率をもとに戻す=結果的に安値で仕込む)をするなら、マーケットに変に影響を与えないように、静かに買っていってもらいたいものです。
インド株モデルが絶好調 (2008/10/31)
日本株市場は3日続けて暴騰しました。しかし今回のクラッシュは根が深いので、このままV字回復で日経平均が10,000円を超えていくとは到底思えません。こういうのを自律回復というのであって、あまりに暴落しすぎたことによって起こる小反発であろうと考えています。売り手の慌ただしい買い戻しも影響したことでしょう。慌ただしい理由はきのう書いた空売り規制の前倒しです。
ここで大事なのは「どこまで戻るのか」ということです。こういう戻りの目途を探る時にはチャートで見るより仕方がありません。
ずばり!テクニカル的に見て、戻りの目途は9,600〜9,800円あたり(25日移動平均線、ボリンジャー、一目均衡表、ストキャスティックなどから)でしょうか。
今日は週末ですので連騰はないと考えて、9000円をいったん割って引け、来週のどこかで上値目途へ向かうというイメージを持っています。…もちろん、あくまで想像しているにすぎません。
今日はコア研モデルのインド株ETFモデルをクローズアップしてみましょう。このインド株ETFは香港市場に上場されているものですが、楽天証券やSBI証券でも海外ETFとして普通に取引できます。
ただ、それらの証券会社ではまだ空売りができないため、コア研モデルとしても「S型:バイ&ホールドのみ」の扱いになっています。よって昨今の暴落では利益を得られていないので目立たないのですが、下のグラフを見ると、非常に相性が良いことがわかります。
<図は省略>
S型モデルの期間成績は9.87%のプラス。ETFの価格が52.91%暴落する中で記録した成績だと考えると、ものすごい実力だと言えます。ちなみに、このETFの空売りが可能であったら、D型モデルの成績は90%を超えていました。
そこまで成績が好調だったのは、コア研モデルの宿敵:ロスカットがたった1回しかなかったからです。このインド株ETFはボラティリティが相対的に高くないので、かなり安心感のある運用ができています。コア研モデルと非常に相性が良いのです。
そのインド株ETFが買い転換しています。これ、この買いで案外いい成績を記録するかもしれませんよ。この株式の反発を気に、買いチャレンジしてみてはいかがでしょうか?証券番号は 2836.HKです。
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